梅雨時期の玄関のニオイが気になる?ニオイ・カビ対策をご紹介!

梅雨時期になるとイヤな玄関のニオイやカビの発生が気になるところです。
この記事では、そんな気になる玄関のニオイやカビの対策について解説していきます。
玄関のニオイやカビの原因は?

玄関のニオイやカビの原因は何でしょう。
ここからは、そんな玄関のニオイやカビの原因について解説していきます。
湿気の多さがカビとニオイを呼び寄せる
玄関は外気との出入り口でありながら、窓がなかったり換気が不十分だったりすることが多く空気がこもりやすい場所です。
とくに梅雨時や雨の日には、濡れた靴や傘、レインコートをそのまま持ち込むことで湿度が一気に上がります。
このような高湿度の状態が続くと、カビや雑菌が繁殖しやすいです。
カビの胞子は空気中に舞い、壁や床、シューズボックスの中などあらゆる場所に付着して広がっていきます。
また、湿気とともに発生した雑菌が、玄関独特のこもった臭いの原因になることも少なくありません。
冬場には玄関ドアや窓に結露が発生しやすく、それがカビの栄養源となってしまうこともあります。
水分が拭き取られずに溜まると、目に見えるカビだけでなく目に見えない雑菌やダニの温床になる可能性もあります。
靴そのものがニオイの温床に
もうひとつの大きな原因は「靴」です。
靴は汗や皮脂を吸収しやすく、通気性が悪いまま履き続けていると雑菌が繁殖します。
特に毎日同じ靴を履いている場合、乾く間もなく湿った状態が続くため、嫌なニオイの原因になりやすいのです。
帰宅後、脱いだ靴をそのまま玄関に放置しておくと、ニオイはさらに強くなり玄関全体にこもってしまいます。
こうした靴のニオイは、汗だけでなく雑菌やカビの繁殖とも深く関係しており、放っておくと除去が難しくなってしまいます。
また、シューズボックスの中にも注意が必要です。
密閉された空間に湿った靴をしまうと内部の湿度が上がり、カビやニオイが発生しやすくなります。
特に長期間使っていない靴や、汚れが残ったままの靴は要注意です。
気づかないうちにカビが広がっていることもあります。
家の中のにおいが玄関に流れ込むことも
玄関のニオイは、靴や湿気だけが原因とは限りません。
実は家の中の臭いが玄関まで流れてくるケースもあります。
たとえば、キッチンの調理臭です。
特に油を使った料理や魚などの強いにおいは、換気が不十分だと玄関まで広がり時間が経って酸化することで嫌な臭いに変化します。
また、トイレや洗面所などの排水口から出る下水臭が、空気の流れで玄関に届くことも少なくありません。
これらの臭いが混ざり合うと、さらに不快な臭いとなって玄関にとどまってしまいます。
芳香剤などで一時的にごまかすことはできても、原因を取り除かない限り根本的な解決にはなりません。
玄関のニオイやカビを防ぐには?

玄関のニオイやカビを防ぐには、どうすればよいのでしょう。
ここからは、そんな玄関のニオイやカビを防ぐ方法について解説していきます。
風通しを良くしてカビの繁殖を防ぐ
カビが発生しやすい条件のひとつは、空気が動かないことです。
玄関や下駄箱は密閉された空間になりがちで、空気の流れがないと湿気がこもりカビの温床になってしまいます。
そのため、まずは定期的に風を通すことが大切です。
下駄箱はいつも扉を閉めっぱなしにするのではなく、週に数回は開けて空気を入れ替えましょう。
「日中開けっぱなしにするのはちょっと…」という方は、外出中だけでも開けておく、あるいはサーキュレーターや扇風機で風を送ってあげるとよいでしょう。
また、意外と見落としがちなのが靴の底であり、ここもカビが生えやすい場所の一つです。
突っ張り棒を2本使って靴を浮かせて収納すれば、靴底にも風が通りカビの発生を防ぐことが可能です。
カビのエサになる汚れをしっかり除去(除菌)
カビは湿気だけでなく、ホコリや土、皮脂などの汚れを栄養源として繁殖します。
特に玄関は外から持ち込まれる汚れが多く、放っておくとカビや雑菌の住処になってしまいます。
定期的に床や下駄箱の中を拭き掃除し、汚れやホコリをしっかり取り除きましょう。
雑巾やウェットシートでも十分ですが、ニオイが気になる場合は除菌スプレーを使うと更によいでしょう。
下駄箱の中は、特に足裏の汗や皮脂がしみ込んでいることが多く、臭いや菌が発生しやすい場所です。
消臭成分入りの除菌スプレーもありますが、香りが残ると他のにおいと混ざって不快に感じることもあるため、無香料タイプを選ぶのがおすすめです。
最近では、介護施設や保育園などでも使われている安全性の高い除菌・消臭スプレーも市販されています。
そうしたプロ仕様のアイテムを活用すれば、家庭でもしっかりとしたケアができます。
除湿アイテムで湿気対策+脱臭効果
玄関や下駄箱の掃除を終えた後は、湿気が再びこもらないように除湿対策も行いましょう。
市販の除湿剤を使ってもよいですが、手軽に試せるのが「重曹」を使った方法です。
使い方はとても簡単です。
空き瓶や小さな容器に重曹を入れ、ティッシュやキッチンペーパーで軽くふたをします。
倒れないように輪ゴムで固定しておけば、こぼれる心配もありません。
重曹には湿気を吸い取る性質があるだけでなく、脱臭効果もあります。
とくに下駄箱のようにニオイがこもりやすい空間では重宝するアイテムです。
1〜2ヶ月を目安に交換することで、常に快適な環境を保つことができます。
まとめ

玄関のニオイやカビは、梅雨時期に発生しやすく対策が必要です。
5月中に対策をして、ニオイやカビをシャットアウトしておきましょう。
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