変わる防災意識と注目の防災グッズ
9月1日は「防災の日」。
  思い返してみると学生時代、2学期最初の始業式の日といえば、
  セットのように避難訓練をやった覚えがあるような…。
  1923年9月1日に発生した関東大震災に因みこの日を防災の日としたそうですが、
  併せて夏の終わりから秋にかけて多くなる台風に対しての備えの意識を高めるためにも
  この防災の日を含んだ1週間を防災週間とし、
  学校や会社でも避難訓練などが行われることが多いのだそうです。
  調べてみると、防災の日が制定されたのが1959年。
  この1年前には伊勢湾台風が史上まれにみる被害をもたらしており、
  日本の人々の意識の中に「防災」というものが徐々に生まれていったのがわかります。
小さな島国で、且つ地震も多い日本では、
  1995年に発生した阪神淡路大震災、2011年に発生した東日本大震災後を経て、
  皮肉なことですが、防災グッズがどんどんと進化していきました。
  人々の防災意識も、以前は飲食料や衣類の確保などに向けられる事が多かったのですが、
  そのような備蓄は当たり前となり、その他の防災グッズに注目が集まることが増えてきています。
  また、防災に関する様々な研究が行われ、これまでの防災の常識が変わることも多くあります。
災害時のトイレ問題
災害が起こった時に、大きな問題となるのがトイレです。
  人間の身体の構造上排泄を我慢することはできない上、
  災害時に水洗トイレが使えなくなる可能性はかなり高くなります。
  少し前までは「風呂の水を溜めておき、災害時にトイレの水を流すのに使えるようにする」
  というのが啓蒙されていましたが、このやり方は配管が壊れている危険性が高い災害時には絶対にNG、
  災害時は災害用トイレを使う事、というのが現在では常識となっているそうです。
非常用トイレも様々なタイプが発売されています。

非常用トイレ男女兼用 ETK-50
品番:3-6663-01
入り数:1セット(50回分入)
価格:6,497円(税抜)
こちらは既設の洋式便器に取り付けて使えるもの。
        「水は流れないけれどトイレが使える」時に使うことができます。

非常用トイレ袋 100回分
品番:62-2403-92
入り数:くるくるトイレ20枚入り×5箱、トイレットペーパー×1巻
        手袋×1双、ダンボール洋式便座(外箱ダンボール)
価格:14,560円(税抜)
便器のない場所でも使用できる非常用トイレセットです。
        外箱となっているダンボールを組み立てると100kgまで耐えられる
        洋式便器になります。

近年増えている「ゲリラ豪雨」
また、近年増えてきた災害の一つが「ゲリラ豪雨」と呼ばれる集中豪雨による災害です。
  短時間に集中して物凄い量の雨が降るため、低い土地にある建物ではあっという間に浸水してしまいます。
  浸水を防ぐためには、土嚢を積むなどの対策が必要となりますが、
  短時間で大量の雨が降るゲリラ豪雨の場合、即座に土嚢を用意するのは至難の技です。
  そこでおすすめなのが、水に反応して膨張するタイプの土嚢袋です。

380282 土NO袋(箱型) 5枚1組
品番:62-3807-07
入り数:5枚1組
価格:10,120円(税抜)
水に触れると中の吸水ポリマーが反応して膨張するので、土の詰め込み作業は必要ありません。
        袋にはヒモがついているので連結させることもでき、幅の広さにも対応できます。

防水シート3m
品番:3-4846-02
入り数:1枚
価格:12,675円(税抜)
こちらは通常のビニールシートとは違い、超撥水加工が施された防水シート。
        窓やガレージなどに貼ることで水の侵入を止める事ができます。
        コンパクトに収納できる上、洗って再利用も可能なのも嬉しいですね。
まるで生き物のように、時と共に人々の防災への意識も災害の種類も変わっていきます。
  これまでの常識が常識ではなくなり、新たな情報と価値観を自分の中に持つ事が
  これからは大切になってくるのかもしれません。
  新しい情報や価値観を否定せずに、柔軟に対応する事が災害を戦う知恵となるのかもしれませんね。


        
          
          
          
          
          
          
          
          






